これぞ国民食!?インスタント麺で作る「ミークア」
インドネシア全土で食べられている「ミークア(Mie Kuah)」は、Mieが麺、Kuahがスープという意味があり、汁麺全般を指します。中国から伝わった麺料理の代表格といえるでしょう。特にインスタント麺は大人気で、大衆食堂であるワルンでも、野菜や肉団子などを入れたインスタントミークアが提供されているほどです。
現地では、日本のような深めのどんぶりではなく、スープ皿のような浅めの器にスープの量を少なくして盛ります。汁なしの和え麺が主流のインドネシアの麺文化の中で、インスタント麺に限っては、汁麺のバリエーションが豊富なのもおもしろいですね。
今回のレシピでは、現地の味に近い日本のインスタント塩ラーメンでアレンジしています。茹で卵は溶き卵にしてもおいしいですよ。
ミークアのレシピ
【材料/1人分】
水 400ml
オイスターソース 大さじ1
ケチャップマニス 小さじ2
肉団子 3個(市販の加熱済みのものを使用)
キャベツ 50g
ミニトマト 3個
インスタント麺 1袋(塩ラーメン)
茹で卵 1/2個分
フライドオニオン 適量
【作り方】
①鍋に水を沸騰させ、オイスターソースとケチャップマニスを入れる。
②肉団子、ざく切りしたキャベツ、ヘタを取り半分に切ったミニトマトを入れる。
③インスタント麺に付属の調味粉の半量を入れて味を調整する。
④別の鍋でインスタント麺を茹でる。
⑤器に麺を盛ってスープを注ぐ。茹で卵、フライドオニオンを散らしたら完成。
*麺は、③の段階で一緒に入れても良い。
*ケチャップマニスとは、インドネシアの甘くてとろみのある調味料ソース。アジア食材店やネット通販で入手可能。
更新日:2021年2月1日
【レシピ/記事執筆】
伊能 すみ子