混ぜご飯天国、南インドのレモンライス
インドのご飯料理は調理法により2つのタイプに大別できます。一つは北インドに多い炊き込みご飯。最近、日本でもファンの多いビリヤニもこのタイプです。そしてもう一つは混ぜご飯タイプ。こちらは南インドで絶大な人気です。白いご飯とスパイスやハーブ、そして混ぜ込むべき食材があれば、トマトライス、ココナッツライス、ミントライス、なすライスなど、ユニークで美味なインド流混ぜご飯が気軽に楽しめます。中でもレモンライスは、レモンやショウガの爽快な風味が後を引くおいしさ。カレーとのマッチングはもちろん、インド料理以外のメニューとの相性もバツグンです。気軽に南インドの味を満喫してください。
レモンライスのレシピ
【材料/3~4人分】
米2合
カレー・リーフ10枚
ピーマンのみじん切り 大さじ1
しょうがのみじん切り 大さじ1
サラダ油 大さじ1
塩 小さじ1
レモン汁 大さじ2
《ホール・スパイス》
マスタード・シード 小さじ1
ウラド・ダール 小さじ1
タカノツメ1本
《パウダー・スパイス》
ターメリック 小さじ1/2
【下ごしらえと調理】
①ご飯をやや硬めに炊いておく。
②フライパンにサラダ油を入れ、中火にして、《ホール・スパイス》を加える。
③マスタード・シードがパチパチはじけ、白いダールが少し茶色くなったら、カレー・リーフ、ピーマン、しょうがを加え、軽く炒める。
④さらにターメリックも加えたら、軽く全体を混ぜ、火を止める。
⑤ご飯をボウルなどに移し、フライパンの中味を全部ご飯にかける。さらにレモン汁と塩も加える。
⑥ご飯全体がターメリックのきれいな黄色に染まるまで、切るようにして混ぜればできあがり。
更新日:2021年2月1日
【レシピ/記事執筆】
渡辺玲