通称「イサーン」と呼ばれるタイの東北地方発祥の名物焼き鳥です。
ガイ＝鶏　ヤーン＝大きな塊肉を強い火力で直火することという意味があります。
タイ全国で様々なガイヤーンがありますが、イサーンスタイルは筋肉質でしっかりと噛み応えのある地鶏にスパイスを効かせ、甘味の少ないシンプルな味付けが特徴です。
鶏一羽を竹箸で挟み、遠火の炭火で皮がパリパリになるまで香ばしく焼かれたガイヤーンは屋台、食堂、至る所で手軽に食べられ、おつまみはもちろん、もち米のお供にも欠かせません。

ガイヤーンのレシピ

【材料／4人分】

丸鶏1羽
☆又は鶏もも肉 2枚＊フォークで穴を開ける

A・・・クロックで粗めに潰しておく
白胡椒3g（小さじ1）☆クロックがなければパウダーのもの
コリアンダーシード3g（小さじ1）☆クロックがなければパウダーのもの

B・・・クロックで粗めに潰しておく
パクチーの根10g（2本分）☆クロックがなければ包丁で潰してからみじん切り
にんにく10g（2かけ）☆クロックがなければ包丁で潰してからみじん切り

C
塩5g（小さじ1）
水30g（大さじ2）
シーズニングソース10g（小さじ2）☆なければ醤油
砂糖6g（小さじ1強）

＜付け合わせ＞
イサーン地方のつけダレ（チムチュムのレシピ参照）、スイートチリソース、もち

【作り方】
1.＜鶏肉の下拵えをする＞
丸鶏は胸の間に包丁を入れて開き、フォークで肉に穴を開ける。

2.＜鶏肉の漬け込む＞
ボウルにA、B、Cを混ぜ、鶏肉を加えてよく揉みこみ、ラップをして冷蔵庫で2時間以上漬ける。（できれば1晩）

3.＜鶏肉を焼く＞
天板にオーブンシート又はアルミホイルを敷き鶏肉を天板に乗せ、表面全体にサラダ油を塗る。
220℃に予熱したオーブンで45分、焼き色がつくまで焼く。


4.鶏肉を切る
熱いうちに切ると肉汁が流れてしまうので、少し粗熱が取れてから包丁でぶつ切りにする。
お好みでチムチュムのつけダレ、又はスイートチリソースを添える。

更新日：2021年2月1日

【レシピ／記事執筆】
長澤 恵