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ガブッといきたい!オーブンで焼く北インドの「タンドリー風チキン」

スパイスとヨーグルトで簡単スパイシーチキン

 

インド料理レストランに行ってメニュー表をよく見てください。「タンドール料理」というような括りで 料理名が並んでいる場合があると思います。これは“タンドール”という、北インドからパキスタンにかけての パンジャーブ地方で使われることの多い円筒形の焼き窯で調理した料理のことを指します。炭火やガスで高温に 設定されたタンドールは、インドの一般家庭では取り扱いが難しく、レストランで主に使用されます。

 

今回のレシピは、正確にはタンドールで焼いたものではないので、“風”というネーミングになっています。 タンドールの代わりに、オーブンやグリルを使えば簡単に、本場北インドの味が楽しめますね。

 

タンドリー風チキンは、スパイスとヨーグルトを骨付き鶏肉に漬け込み、オーブンで焼き上げた料理です。
豪快にガブッといただけば、幾重にもなるスパイスの香りが口の中に広がります。食欲をそそる様な香りは鶏肉と相性がよく、ビールのお供にもぴったりですよ。

 

タンドリー風チキンのレシピ

【材料】
A
鶏肉(手羽元)        6本
塩              適量
コショウ           適量

 

B
無糖ヨーグルト        100g
パプリカパウダー       大さじ2
ガラムマサラ         小さじ1
チリパウダー         小さじ1
クミンパウダー        小さじ1
シナモンパウダー       小さじ1/3
クローブパウダー       小さじ1/4
ターメリック         小さじ1/4
おろしニンニク        小さじ1.5
おろしショウガ        小さじ1
塩              小さじ1/2

 

作り方

鶏肉に塩とコショウをふる。

密封できるビニール袋にBを入れ、よく混ぜ合わせる。

1を入れ、全体になじむように揉み込む。

 

 

冷蔵庫で半日ほど寝かす。

 

 

 

 

 

 

オーブンを230℃に予熱を入れておく。

天板に鶏肉を並べ16~20分、焼き色の様子を見ながら焼く。

皿に鶏肉を盛り、くし形に切ったレモンを添える。
*時間がない時は、鶏肉に切込みを入れて、短時間で味を鶏肉に染み込ませます。
また、漬け込み液に漬けた状態で冷凍保存もできますので、忙しい時などに事前に準備しておくと便利でしょう。

 

おいしさのポイント

色つけ、香りつけ、辛みつけ、とスパイスに欠かせない3種の役割をもつスパイス類

 

パプリカ(右下)とターメリック(右下2番目)の色つけスパイスで食欲をそそる様な鮮やかな色合いに仕上げます。深みある香ばしさのクローブ(左下)とシナモン(左下2番目)を隠し味として加えました。色合いや香りは、食べる前に“目で感じられるおいしさのひとつ”でもあります。

夏は食欲がなくなる季節でもあるので、ガッツリいただきましょう!!

 

更新日:2015年8月11日

【記事執筆】
伊能 すみ子

 

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