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エキゾチックでグルーヴィー!Soi48に聞く、クラブミュージックとしてのタイ音楽最新事情

「タイ音楽」と聞いて、どんな音楽を想像するだろうか? 恐らくほとんどの人はエキゾチックでロマンチックなアジアンテイストの音を思い浮かべるはず。もちろん、それも間違いではないが、正解でもない。タイ音楽はいま、グルーヴィーなクラブミュージックのひとつとして世界的な注目を集めつつあるのだ。

宇都木景一氏、高木紳介氏のふたりから成る“Soi48”は、そんな“踊れる”タイ音楽を約10年にわたって掘り続けているDJユニット。クラブイベントでのプレイだけでなく、CDの監修、雑誌での執筆活動を通じてその魅力を広めている、言うなれば日本におけるタイ音楽の伝道師だ。

民族の関係、伝統と流行の融合、良くも悪くも節操ない音楽性……広範で深淵なタイ音楽の世界を、Soi48のナビゲートで歩いてみよう。

 

Soi48
<<Soi48プロフィール>>
タイ音楽を主軸に世界各国の音楽を発掘・収集する、宇都木景一(写真左)と高木紳介(同右)のDJユニット。DJとしての活動に加えて、日本で発売されるタイ音楽の監修、雑誌“CDジャーナル”でコラム『いってきます(ちょいとアジアのレコ屋まで)』の連載など、全方位でタイ音楽の普及に務めている。2016年秋公開予定、空族の新作映画『バンコクナイツ』では音楽監修を担当。ちなみにSoi(そい)とはタイ語で筋、小道などの“通り”を意味しており、「48」はふたりがタイに行き始めたころによく遊んでいたSoi(通り)の番号を示している。某アイドルグループは関係ない。

モーラム、ルークトゥンの2大ジャンルから成るタイ音楽

――まず最初に、そもそもの質問なのですが“タイ音楽”とはどんな音楽なのでしょうか。

宇都木景一氏(以下、宇都木) 言葉の通り、タイで作られている音楽がタイ音楽なわけですが、もちろん日本などと同様にタイ音楽の中にもジャンルがあります。ひとつは“モーラム”で、もうひとつが“ルークトゥン”。

――それぞれ簡単に解説をお願いします。

宇都木 モーラムはタイの東北部・イサーン地方の伝統音楽で、ラオス語かイサーン語で歌われているもの。元々は語り芸として広まり、仏教説話などの物語を抑揚をつけて歌うように語ったのが発祥とされています。

高木紳介氏(以下、高木) モーは“達人”、ラムは“声調に抑揚をつけながら語る芸能”という意味。それを組み合わせてモーラムというわけです。例えるなら、ラップのようなもの。仏教説話のほかにも、隣町のニュースを即興で伝えたりとか、そういった親しまれ方をしていたそうですね。

宇都木 やがて、お客さんを相手にすることで徐々に娯楽化していき、1960年代後半ごろからレコードが登場して一気にポップス化したのが、いまのモーラムの源流なんです。

――もうひとつのルークトゥンはどんな音楽なのでしょうか。

宇都木 ルークトゥンはとにかく巨大なジャンルなので「これがルークトゥンだ」と断言するのは難しいですね。強いて言えば、数ある流行歌の中で、タイの庶民が好んで聴いているもの……と言えるかもしれません。

――日本で言うところの歌謡曲のようなもの?

宇都木 70~90年代ごろの歌謡曲かな。その頃の日本の歌謡曲って、ラテン、ジャズ、サンバ、ソウルなど、様々なジャンルの音を積極的に取り入れていましたよね。ルークトゥンはその雰囲気に近いかもしれない。

高木 あと、最近ではほとんど聞かなくなりましたが、“ルーククルン”っていうジャンルもあります。タイの首都バンコクに住む、ちょっとハイソな人たちが聴く音楽って感じですね。

モーラムにまつわる、複雑すぎるタイの文化事情

ケーン
モーラムでは“ケーン”と呼ばれる楽器も使用される。
写真は独特なセンスで展示されたケーン。
(写真はSoi48のインスタグラムより引用)

――いま挙げていただいたジャンルの中で、Soi48がとくに力を入れているのがモーラムですよね。

高木 タイを旅行中にタクシーの中で初めて聞いて、「なんだこれは!?」ってなったのがモーラムに惹かれる最初のきっかけでしたね。

宇都木 基本的にモーラムは、そういった肉体労働をする人たちに親しまれる音楽なんです。ただその裏には、けっこう複雑な文化的事情がある。さきほど、モーラムはタイの東北部・イサーン地方の伝統音楽と説明しましたけど、そこで生まれる音楽がすべてそうかというと、そういうわけではありません。イサーン地方にはおもにラオスとカンボジア系の人が住んでいるのですが、モーラムはその中でもラオス系の住人に伝わる音楽なんです。さらにややこしいのが、イサーン地方出身のラオス系住民……ここでは便宜上“イサーン人”と表現しますけど、彼らはイサーン地方だけでなく全国に分布しています。

――具体的にはどのくらいの人口なのでしょうか?

宇都木 だいたいタイの総人口の3分の1と言われています。たとえばバンコクであれば、さっき言ったタクシーの運転手のほかに、建設現場で働いている人、皿洗い、風俗嬢の人には、イサーン人が多い。

高木 つまり、モーラムは伝統音楽であると同時に、タイ全土に流通するポピュラー音楽でもあるんです。加えて、モーラムを語るうえで重要なこととして、タイ語とイサーン語の違いがあります。

――それは、方言や訛りのようなもの?

高木 いや、そんなレベルじゃないですね。タイ語とイサーン語で会話するのは不可能。もう完全に別の国の言葉みたいなものですから。

宇都木 あと、タイではイサーン人に対する差別意識が少なからずある。僕の知人で言語学の研究をしている大学教授がいるんですけど、彼がイサーン語の研究をしようとしたら、イサーン語の文献がなかったんです。タイの東大とも言える“チュラーロンコーン大学”に行ってもない。それはなぜかと言うと、イサーン語はタイ中央の人間からすれば“下賤な言語”だから。大学のような機関に残す必要はない、と判断されてしまったんです。

高木 その一方で、とにかく人数が多いから力はあるし、マーケットも大きい。本当は音楽だけじゃなくて、映画の分野でもイサーン人に向けて作られた作品は数多くあるのですが、いま言ったような事情もあって、国はそれをちゃんと保存や記録をしていないんです。

レディ・ガガが流行ればレディ・パラ! モーラムが面白いワケ

タイ音楽のいい意味での節操なさを語るSoi48。

宇都木 イサーン語に関連する話として、ルークトゥンの中でも“ルークトゥン・タイ”と“ルークトゥン・イサーン”といった形でふたつ分かれているんですよ。

高木 けっきょく、さっきも言ったとおり言葉の違いが原因。マーケットの大きさを考えたら、イサーン人用のルークトゥンも需要があるんです。

宇都木 たとえば、ダオ・バンドンという人はルークトゥンのアーティストなんだけど、出自はイサーン。だから、彼の曲はルークトゥン・イサーン……と、本当にややこしい(笑)。ちなみにルークトゥンは他ジャンルとのコラボも活発で、過去には日本のソーラン節とコラボした音楽が流行ったこともあります。

――そういった柔軟な音楽性が、ルークトゥンという“巨大なジャンル”を支えてきたわけですね。

宇都木 ええ、その通りです。さっき少し話したルーククルンが、なぜいまではほとんど聴かれなくなったのかというと、洋楽が入ってきたタイミングで、従来のリスナーがみんなそっちに流れてしまったから。ルーククルンをやめてマイケル・ジャクソンとかスティングとか……そっちに行ってしまったんです。

――なぜそこでルークトゥンは廃れなかったんですか?

高木 飲み込んじゃうんですよ。洋楽が入ってくれば、そのエッセンスを柔軟に取り込んで、自分たちのものにしてしまう。でも、じつはルークトゥンも90年代ごろから音の進化がだいぶ鈍ってきてしまって……。

――モーラムだけがいまも進化を続けている?

高木 そう、モーラムがすごいのは進化をずーーーーーっと止めないところ。それが僕らがモーラムを追い続ける最大の理由でしょうね。本当にモーラムのアーティストは貪欲というか……ちょっと前には“レディ・パラ”っていうアーティストいたくらいですから(笑)。

宇都木 説明の必要もないと思いますが、レディ・ガガが流行ったから出てきたアーティストで、彼女のヒット曲をモーラム風にアレンジして替え歌で歌うんです。あと、K-POPが流行ったときにはKARAを真似たモーラムもありました。

――節操ないというか……(笑)。

高木 でも、それってポップスとしてはふつうのこと。もちろん、ただのパクリじゃなくてモーラム風にアレンジもされている。なにより、伝統音楽にも関わらず、最先端の流行を取り入れて進化し続けようとする姿勢が、ハッキリ言ってカッコイイんです。

タイ音楽を“ワールドミュージック”から解放せよ!

――タイのクラブ文化についても教えてください。

高木 日本とあまり変わらないですね。洋楽もかかるし、タイのアーティストによるヒップホップも人気だし、若い子はEDMのイベントも大好きです。タイのクラブには大手の飲料メーカーがスポンサーについているおかげで、入場無料のところが多いから、遊び場として行きやすいこともあるんでしょうね。ただ、日本ほどコアなイベントはありません。毎週のように海外の人気DJが登場して1000人集まる――といったイベントもあるにはありますが、それはあくまでインテリな層の遊び場という認識。あと、タイではバンドも人気で、大きなレストランでは若手バンドの生演奏が付いていることも多いですね。

――Soi48のように、過去のタイ音楽を掘って、そこにクラブミュージックとしての可能性を見出すような楽しみ方は、タイ現地の人もしているのでしょうか?

高木 モーラムはイサーン人にとって、今も昔も最強の娯楽であり、ダンスミュージックです。だからこそ、モーラムは存在し続けている。逆にバンコクなどではいま述べた通り、EDMやヒップホップといった最新の音楽に向かう傾向が強いですね。だから、過去の音源に興味を向ける現地人は、正直多くありません。そういったことをしているのは、マフト・サイ(※)くらいでしょうか。カルチャーとしては、本当に始まったばかりですね。

 

クラブ……ではないが、タイの街にはいつも音楽が溢れている。(写真はSoi48のインスタグラムより引用)
※マフト・サイ:タイのバンコクでレコードショップ“スッレンマー・レコーズ”を経営し、またタイ音楽のコンピレーションを多数監修。DJ/パーティーオーガナイザーとしても活躍しており、タイの大衆ダンス音楽のキーマンと目されている。


――そんな、モーラムを始めとしたタイ音楽に対する世界からの注目度は?

高木 タイ音楽を扱ったコンピレーションアルバムの数で言うと、2000年代中盤あたりから一気にバババッと出始めて……現時点で50枚くらいは出ているかな。

宇都木 確実にキテいる音楽であることは間違いありません。とくにモーラムは、すごいミニマルで、ベースも野太くて、ひとことで言えば“わかりやすい音楽”。リズムがしっかりしているから、たとえ言語がわからなくても簡単にハマれるんですよ。

――僕も何度か聴かせてもらいましたが、タイ音楽はどれもキャッチーで、とくにモーラムはダンスミュージックとして非常に魅力的ですよね。

宇都木 タイ音楽って言われると、どうしても“マニアックなもの”と構えてしまいがちですが、実際に聴けば全然そんなことはないんですよ。だから僕らがいま目標としているのが、レコードショップにある“ワールドミュージック”という棚からの独立。

――タイ音楽というジャンル棚を作る……簡単な話ではありませんね。

宇都木 だけど、ワールドミュージックっていうジャンル分けは、はっきり言って大雑把すぎる。アフリカ全土がみんな似たような音楽をやっているわけありませんし、東南アジアに限定したって国によって音楽はまったく違う。それであれば、せめて僕らの大好きなタイ音楽だけでも独立させてあげたい、という気持ちが強くあるんです。僕が小さい頃はタイ料理を家庭で食べる習慣はありませんでした。エスニック・ブームが起こりタイ料理が普及するにつれ輸入食材店だけでなく、スーパー、コンビニにパクチーやスパイス、レトルト食材が並ぶようになった。同じようにタイ音楽だって普及してもおかしくないと思います。

高木 突拍子もない話に聞こえるかもしれませんが、実際にワールドミュージックから解放されたジャンルというのはある。代表的なところで言えば、レゲエとブラジル音楽なんかがそうですよね。

――あー、確かに!

宇都木 けっきょくはムーブメントが起きるかどうかでしょうね。レゲエもブラジルも、過去に大きなムーブメントがあって、ソフトがたくさん流通して、結果的にレコードショップで棚が作られた。

高木 そういう意味では、じつはタイ音楽ってワールドミュージックの中でもけっこう上位にある存在なんですよ。日本で作品が出ている量で言えば、ブラジル、インドのつぎくらいで、アジアの中ではかなり多いほう。可能性としては、決して低くないと考えています。

初めてのタイ音楽、手に取るべき作品は?

――とは言え、タイ音楽はまだまだ“知る人ぞ知る”ジャンルであると思います。そこで、Soi48がオススメする“初めて手に取るべきタイ音楽”を教えてください。

高木 ちょっと宣伝っぽくなっちゃうんですけど……エム・レコードから発売された、僕らが選曲・解説・装丁を手掛けている、ダオ・バンドンの『コン・キー・ラン・クーワイ(水牛に乗る人):エッセンシャル・ダオ・バンドン』が、初めて手に取る1枚としてはすごくイイ選択だと思いますね。これの何がスゴイかと言うと、歌詞と解説文が日本語とタイ語と英語で書かれている。歌詞がある以上、どうしても「これ、何を言ってんだろう?」というのは気になるじゃないですか。このCDであればそこも解決できるし、なによりも僕らの解説がすごく詳しい(笑)。

 

ダオ・バンドンの『コン・キー・ラン・クーワイ(水牛に乗る人):エッセンシャル・ダオ・バンドン』。エム・レコードから発売中。(C)em records 2015 All Rights Reserved.

 

宇都木 タイだけでなく東南アジア全般の音楽って、日本ではいままでちゃんと語られてこなかったと思うんです。なんとなく「アジアっぽい雰囲気がいいね」とか、そういう親しまれ方をしていた。もちろんそれが悪いわけではないんですけど、その聴かれ方だけだと、さっき言ったような“ワールドミュージックからの独立”は難しい。

高木 たとえば、インドネシアの音楽はロマンチックなメロディーの曲が多いからって、みんな「きっと歌詞もロマンチックなんだろうなあ」とイメージしたりするかもしれないんですけど……実際には買春とドラッグとか、そういったことを歌っていたりするものもある。

――ロマンチックどころか、ヒップホップ的な殺伐とした世界なんですね。

宇都木 ライナーノーツや雑誌で作品をレビューする人たちも、ちゃんとそこらへんを理解していたかと言えば、たぶんしていなかった。ライナーを作るのってけっこう大変なんですよ。インタビューを取らなきゃいけないし、翻訳するにしても現地の言葉ができる人を雇わなきゃならないから、とにかくすごいお金がかかる。もし、それができなかったらどうするかと言ったら……想像で書くしかない。「まるでビートルズみたいな音楽だ!」とか(笑)。

高木 プロレス界で言えば、ター◯ン山本的なアプローチ。

宇都木 でも、想像だけじゃ文字数が足りない。そしたらつぎは、その国の歴史を書くんです。「インドネシアはこういう国で~」みたいな話で半分以上埋めて、曲に関する解説も「ギターのリフはまるで~」とか。そんなライナーノーツを読んでも、「あー、そうなんだあ」以上の感情が出てこない。ジャンルへの理解が深まらないんです。

――リスナーの興味関心も分断されちゃいますよね。

宇都木 そう、次の一歩が踏み出せないんです。たとえばニュー・オーダーのCDを買えば、ライナーノーツには「ニュー・オーダーは元々ジョイ・ディヴィジョンのメンバーが……」といった話が必ず書かれている。それをきっかけに、リスナーは「じゃあ、つぎはジョイ・ディヴィジョンを聴いてみよう」ってなりますよね。タイ音楽の分野では、いままでそれがなかったから、僕らはこんなに力を入れているんです。

――日本におけるタイ音楽の伝道師的な立場、というわけですね。

高木 ええ、そうなれたらいいなとは思っています。で、また宣伝みたいになっちゃうんですけど、これもエム・レコードから発売されているやつで……ホントーン・ダーオウドンの『バンプ・ラム・プルーン:エッセンシャル・ホントーン・ダーオウドン』もライナーノーツがスゴイ。これは、イサーン語の歌詞を一旦、中央のタイ語に直して、それをさらに作詞などを専門にやっている人の手で日本語へ訳してもらった。加えて英語にもしていますから……合計で翻訳者が4人携わっているんですよ。

 

ホントーン・ダーオウドン『バンプ・ラム・プルーン:エッセンシャル・ホントーン・ダーオウドン』。エム・レコードから発売中。(C)em records 2015 All Rights Reserved.

 

――そこまでこだわったライナーノーツは、ワールドミュージックどころから国内外を見渡してもそうそうないと思いますが……。

宇都木 自分で言うのもなんですけど、いまのご時世にこんな豪華な作りのソフトはまずありえない。ぶっちゃけ、利益もほとんど出ていません。だけど、これを続けていけばタイ音楽に対する正しい知識が広まるだろうし、1枚買ったら過去の作品も買う……っていう流れも生まれてくれると期待しているんです。

Soi48のパーティーは、旅行気分で足を運ぶべし

――タイ音楽を初めて経験するなら、Soi48が定期的に開催しているパーティーに足を運ぶという選択肢もあると思います。

宇都木 そう言ってもらえるとありがたいです。タイ音楽以外にもパキスタンとか、インドとかイスラエルとかマレーシア、シンガポールとか……かかっている音楽こそすごいマニアックですけど、僕らは「音楽好きじゃなくても楽しめる」ってことをコンセプトのひとつにしています。それと、出入りも自由なので気軽に足を運べるかと。

高木 敷居が高くならないようには気をつけていますね。たとえば、レゲエのイベントとかだと、もう明らかにそういう見た目の人ばっかってことがあるじゃないですか。僕ら、ああいう感じが正直イヤなんですよ(笑)。タイの音楽をかけるから、僕らもタイっぽい服装、雰囲気にするとか……そういうのは無駄に敷居を高める行為だから避けたい。

――何度か参加させていただきましたが、閉鎖的な雰囲気はまったくありませんでした。

宇都木 ええ、そこはちゃんと意識していますから。僕らがぜひ来てほしいな、と考えているお客さんって「異国の音楽が大好き!」って人はもちろんなんですけど、じつは旅行が好きなふつうのOLの方とかなんです。

――なるほど、確かにちょっとした旅行気分が味わえるかもしれません。

宇都木 僕らもそうですけど、お客さんの中にも海外に詳しい人はたくさんいるから、情報収集・交換の場としても楽しいと思う。音楽を聴くだけの場ではない、と考えてほしいですね。

高木 もちろん、音楽を聴きたい人には、聴いたことがない音楽をお届けします。レコード屋やインターネット上では見つけられない、“未知の音楽”に出会えることをお約束しますよ!

 

 

>>インタビュー後編では、驚くべき“レコード収集の旅”について聞きます

 

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[info]
Soi48が選曲・解説・装丁を担当した新譜『ラム・クローム・トゥン~幻の白い鳥:エッセンシャル・パイリン・ポーンピブーン』が、2015年12月12日にエム・レコードから発売中。購入はこちらから

 

 

更新日:2015年12月12日