困った時こそスーパーへ!ベトナムのスーパーで買えるお土産5選
海外旅行においては、日ごろ何気なく行くスーパーマーケットも重要なショッピングスポットとなります。 観光散策に時間をとられて満足いく買い物ができなかった方や、お土産ショップを回ったけど、魅力あるアイテムに巡り合えなかった方などもいるでしょう。
そんなときは、スーパーの商品に目を向けてみてください。 「これって、お土産としていいかも!」と案外最適なベトナム土産が見つかるかもしれません。 そこで、どこのスーパーでも買える、お土産に相応しいアイテムを5つ紹介します。
インスタント麺
インスタント麺はベトナムでも非常に人気。スーパーの棚に並んでいる数は、日本よりもはるかに充実しています。 ベトナムの国産即席麺をはじめ、日本、韓国、タイといった麺大国からの輸入品も扱っているのが特徴。
ベトナムでも一昔前までは、インスタント麺といったらラーメンが主流でしたが、近年はベトナムの名物料理でもある「フォー」や「ブン・ボー・フエ」などの米粉麺もインスタントになっています。 お土産として買うなら、こちらがおすすめでしょう。 日本で簡単にベトナム料理を食べることができますし、値段も一つ20円~50円程度と安いのでバラマキ土産としても魅力です。
ヌクマム
魚介を発酵させた「ヌクマム」は、調味料やつけダレとして楽しむことができます。 野菜炒めや煮物に垂らすだけでベトナム料理の味となるので、誰でも簡単にベトナム料理を作ることができます。 また、つけダレとして使う場合は、ニンニクのみじん切りに砂糖とレモンの絞り汁を加えてください。
ヌクマムには濃度がラベルに記載されていますが、一般的に35度以上は直接食べることは避け、調味料として使います。 つけダレにする場合は、水で薄めてください。 海外土産に現地の調味料を買って帰る人は多いでしょうが、まず第一候補として挙げられるのがヌクマムです。
ドライフルーツ
東南アジアらしいお土産として候補に挙げたいのが「ドライフルーツ」。 ベトナム人も自宅に客を招いたときや、お正月など特別な行事の際は、必ずドライフルーツがテーブルに並びます。 ゆえに、どのスーパーの棚にも乾物のコーナーで取り扱っているので、探すのに苦労はしません。 ベトナムでポピュラーなドライフルーツは、「ココナッツ」、「マンゴー」、「バナナ」、「ライム」、「ジャックフルーツ」など。
カビさえ気を付ければ、賞味期限は特にありませんし、何よりもどれを買っても味にはずれがありません。 家族、友人、会社の上司と誰に送っても失敗しないお土産と言えるでしょう。 ただし、市場で売っているドライフルーツは保存方法が悪いので、風味がなくなっている可能性もあります。 可能な限りパック詰めされているスーパーで買うようにしてください。
顔パック
女性へのお土産におすすめなのが顔パック。保湿効果抜群のマスクは、瑞々しい肌を作ってくれます。 スーパーの化粧品売り場や、浴用品コーナーで取り扱っていて、値段は一枚50円程度。 南国らしく、柑橘系の香りもするトロピカルなマスクが旅行者に人気です。 自分用、母親、恋人、女友達へのお土産としていかがでしょうか。
洋服
旅行者に人気の洋服といえば、ベトナムをイメージしたロゴやイラストがデザインされているベトナムTシャツ、通称「ベトT」です。 もちろんこちらもお土産としてはおすすめですが、この手の洋服は買うだけ買って、実際は日本で着る機会もなく箪笥の奥に眠らせてしまいがちでもあります。
そこでおすすめしたいのが、ベトナム人が一般的に好んで着る流行りの洋服です。 日本人とは趣向が異なるので、中には斬新・個性的な服も見つかることでしょう。
今回紹介した5つのお土産は、いずれも小規模のスーパーでも買えるはずです。 ベトナム人の生活に密着しているスーパーは、みなさんの目には雑貨天国に映ることでしょう。
【記事執筆】
All About ホーチミンガイド 古川 悠紀