HOME

アジアの魅力はビールにあり!人気の銘柄はこれ!

 

ビールはアジア旅行で欠かせないアイテムの一つ。特に東南アジアといった常夏の気候を持つ国々では、真夏の夜に冷えたビールをぐいっと飲むのは、ビール好きには至福の時間に感じるはず。
日ごろ決まった銘柄のビールしか飲まない方も、今回紹介するアジアンビールを試飲してみてはいかがでしょうか。もしかしたら、思わぬおいしさに舌鼓を打つかもしれません。

 

注目は東南アジア最大のビール消費国であるベトナム!

 

東南アジアで最大のビール消費大国といえば、ベトナムだということをご存じでしたか。
ここ十数年で急成長を続けるベトナムのビールの年間消費量は約30億リットル。これは東南アジア諸国の中では断トツ一番であると同時に、アジア全体でみても、中国、日本に次ぐ3位に位置しています。
最近では、日本のビールメーカーでもあるキリンホールディングスが決めた、最大のビール消費大国25か国にも入っています。ベトナムは、2015年にはビール消費量が40億リットルを超すのではとの予想もされている、将来有望の国でもあります。

アジアのビールは、世界でポピュラーなものから、国産地ビールまで、魅力あるものばかり。
今回は厳選した銘柄を4つ紹介します。
 

ベトナムビールといえば、これ「333(バーバーバー)」

 

「これぞベトナム産ビール」と聞いて、最初に思いつくのが「333(バーバーバー)」
魅力は何といっても、その安さ。330mlの缶は日本円にして約60円。レストランで飲むと若干高くなりますが、それでも100円程度。この安さは現地の飲んべえには堪らない様子です。ビール会社はベトナム最大手の「Sabeco社」。1977年創業の歴史あるアルコール飲料メーカーです。
 

ベトナム第三の都市で一番人気は「ラルー」

 

続いて押さえておきたいベトナム産ビールはこちら、「ラルービール」
製造はベトナム第三の都市と呼ばれる中部ダナン。主に中部地方で飲まれているビールですが、近年は南部にも積極的に進出をはじめ、コンビニやスーパーでも見かけるようになりました。
ベトナム産の人気銘柄では、この他にも「サイゴンビール」、「カントー」、「BGI」、「FUDA」、「FESTIVAL」などがあります。いずれもご当地ビールといった個性的な味わいを楽しめるビールです。
特に「FUDA」と「FESTIVAL」は中部地方限定のビールとなりますので、南部ホーチミンや北部ハノイでは滅多に見かけません。現地に行った際は、マストで押さえておきたいところです。
 

常夏の味を感じる「ビンタンビール」

 

ビール好きなら一度は飲んだことがある人は多いのではないでしょうか。「ビンタンビール」はインドネシア産のビールですが、日本でも輸入ショップや通販などで手に入れることができます。
製造元は「マルチビンタン」。ハイネケングループとなります。1929年ジャワ島で生まれたビンタンビールは、現在ではインドネシア全域で飲まれているトップメーカーです。バリ島のクタビーチを眺めながら、ジョッキを傾ける時間はいかがでしょう。
 

東南アジアでお馴染みの「タイガービール」

 

最後はシンガポール発の「タイガービール」。ハイネケン社との合弁会社となります。東南アジアを中心に、アジア全般で飲まれている人気ビール。東南アジアで一番のビール消費大国であるベトナムでも、タイガービールは誰もが知る人気を誇っています。
タイガービールは、ベトナムにもいち早く参入したため、現在ではコンビニや市場、パパママショップなど、どこでも購入することができます。値段はベトナム産ビールと比べると若干割高になりますが、外国産というブランドが後押しして、ベトナム人に絶大な支持を得ています。

今回はベトナムをはじめ、アジアで飲まれている人気ビールをご紹介しました。どれも個性と魅力あるビールばかりなので、機会があれば、その喉越しを直接確かめてみてください。
 

 

更新日:2015年10月27日

 

【記事執筆】
All About ホーチミンガイド 古川 悠紀