前菜部門
ソムタム(タイ)
- イサーン発祥の青パパイヤサラダ
-
もともとはタイのイサーン地方の料理であるソムタム。今ではタイ全土で食べられており、日本でも人気のあるタイ料理のひとつです。バンコクのソムタムは比較的甘味が強く、対してイサーンのソムタムは、辛さと酸味が効いているのが特徴です。
昨今のタイ料理ブームが外食・内食ともに浸透したことで、イサーン料理の魅力が広く知られるところに。今後は、ラープやサイクローグイサーンなどその他のイサーン料理にも人気が集まりそうです。
フムス(中東)
- セレブやモデルがブームのきっかけ!?
-
フムスは、ひよこ豆にタヒーニやオリーブオイルなどを混ぜてペーストにした料理。野菜やピタといわれる丸いパンにつけて食べます。
最近では、中東料理店だけでなくカフェなどでもフムスが提供されることが増え、認知度も一気にアップ。セレブやモデルの美容フードとしても知られ、エスニック料理が好きな方はもちろん、健康志向の高い女性の心をとらえ前菜部門2位となりました。
サイウア(タイ)
- 辛さがくせになるソーセージ
-
「チェンマイソーセージ」とも呼ばれるタイのソーセージ。タイでは、くるくるっとした丸い形で売られています。レモングラスやこぶみかんの葉などのハーブとスパイスが効いたソーセージは「まさにエスニック!」という風味で、日本ではなかなか出合うことのない新しい美味しさです。ピリっと辛くビールとの相性も抜群なので、おつまみの新定番としても人気を博していきそうです。
バインセオ(ベトナム)
- もちもち生地のベトナム風お好み焼き
-
米粉とココナッツミルクで作るもちもちの生地で、野菜や肉などを包んだ料理。ベトナム風お好み焼きとも称されています。ニョクチャムという甘酸っぱいタレにつけながら食べます。
ベトナム料理といえばゴイクン(生春巻き)が有名ですが、ベトナム料理、エスニック好きの間では、ポスト・ゴイクンとして大注目されているメニューです。
ゴアソーセージ(インド)
- インド・ゴアのピリ辛ソーセージ
-
インドの南西にあるゴア州のソーセージ。ゴア地方ではインドでは珍しく豚肉を使った料理が存在しますが、ゴアソーセージもそのひとつです。
ゴア料理はインド料理のなかでも、特徴的なスパイスをふんだんに使った個性の強い味わいで知られており、2015年のトレンド料理としてエスニック協会が注目している料理でもあります。