刺激的な味わいのバビグリン専門店/ハンダヤニ
ハンダヤニのバビグリンはスープ付きでRp.35,000。辛さとスパイシーな味わいが人気の秘訣。カリッと焼けたブタの皮もついています
バリ人も大好きなバビグリン。お祭りの時でなくとも食します。今回は、ウブドのイブオカのように観光客相手ではない、ローカルが利用するバビグリンの店を紹介します。バイパスをサヌール地域からウブド方面に向かい、トパティ地域の大きな交差点のすぐ手前左側にある「ハンダヤニ」というバビグリンの専門店です。
昼時ともなると、大勢のローカル客で賑わいます。店の回転は速いので、満席でもすぐに食べることができます
朝10時くらいからオープンしており、売り切れは午後2時とも3時とも言われています。お昼時ともなると地元の人でほぼ満席です。「ブンクス」という包んでもらって持ち帰りをする人も列をなしています。メニューはバビグリンのみなので、店の中で食べる場合、オーダーする時は個数と飲み物を伝えるだけです。
店頭のショーケースに並ぶおかずを取り分けて、皿に盛りつけてくれます。売り切れたら閉店です
このハンダヤニのバビグリンは地元の人でも躊躇するくらいの辛さで、とても刺激的な味わい。食べている途中、たちまち身体から頭のてっぺんまで汗が噴き出します。ただ辛いだけでない調味料のスパイシーさと複雑な味のバランスがたまりません。地元の人はブタの骨から抽出されたスープをご飯にかけ、混ぜながら食べますが、さらなる辛さと塩分で目から汗が吹き出ているのではないかと思うくらいです。 一人前の価格はスープ付きでRp.35,000。一昔前から比べたら2倍の価格ですが、観光地で売られているバビグリンの価格よりは良心的です。
バイパス沿いのこの看板が目印です
店内の様子。店に入るとスタッフが注文を聞きに来るので、バビグリンを何人前か、それから飲み物をオーダーします
バビグリンの店はたくさんありますが、人気の店はローカル客で賑わっているので、すぐにわかります。昼時に仕事を抜け出して食べに来たと見られる制服姿の男性客が多い店のバビグリンは、比較的辛さが強くて肉の量が多い気がします。店によって調味料の案配が微妙に違うので、好みの味を求めてバビグリンの食べ歩きもできますよ。
ハンダヤニ(Handayani)お店情報
所在地 | Jl.By Pass Ngurah Rai No.12 Tohpati Denpasar |
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TEL | 0361-462792 |
営業時間 | 10:00~売り切れまで |
定休日 | ニュピ |
アクセス | サヌールから車で約10分 |
※内容は、記事公開時点の情報です
【記事執筆】
All About バリ島ガイド プトゥ・ヒロミ