タイのイサーン地方で食べられているチムチュム。レモングラスやこぶみかんの葉などのハーブがたっぷりのスープに、お肉や魚介、野菜などを入れ、タレにつけて食べます。お肉を卵を絡めてスープにくぐらせて食べるのが特徴です。冬になると日本のタイ料理店でも提供されることが多く、エスニック好きの間では、その美味しさは広く知られるところ。自宅で作れる商品も登場しているので、ご家庭で楽しむ機会も増えていきそうです。

マレーシアやシンガポールで食べられているスチームボート。丸いドーナツ型の鍋にお肉や海鮮、たっぷりの野菜を入れて作ります。一見、日本の寄せ鍋を彷彿とさせますが、大きく異なるのはタレ。チリソースで食べるのがポイントです。エスニックな味付けのタレで楽しむ鍋は、今後日本でも浸透していく予感。目からうろこの美味しさなので、冬に向けて要チェックです。

タイの鍋料理タイスキは、日本でもお馴染みの料理。お肉やつくね、魚介、野菜などをタレにつけて食べます。このタレがタイスキを最大限楽しむためのポイント。にんにくやパクチー、唐辛子などをプラスして自分好みのタレにカスタマイズして、味わいます。
日本にもタイスキ専門店があるので、通年でタイの味覚を味わえます。冬はもちろん、本場さながらに暑い夏に鍋に舌鼓を打つのもおすすめです。

チャーカーは、ベトナム・ハノイ名物の鍋料理。雷魚の揚げ鍋、雷魚のターメリック炒めと説明されることが多く、日本人が思い浮かべる鍋とは一線を画すビジュアルです。ターメリックで炒めた雷魚と香草を、ブンといわれる米麺と一緒に食べます。
知る人ぞ知るハノイ名物のチャーカー。現地に行ったら食べたいメニューとして、ぜひリストアップしてください！