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涼しい店内でいただくミー・ゴレン/カキアン・ベーカリー

2階には半屋外席もあり、地元の高校生が楽しそうにおしゃべりする姿も見られます

 

バリ島でナシ・ゴレンと並んで、最もポピュラーなローカルメニューのミー・ゴレン。ミーとはインドネシア語で麺の意味で、麺を炒めたもの、いわゆるインドネシア風の焼きそばになります。インドネシアの人もミー・ゴレンが大好きで、スーパーマーケットではたくさんの種類のインスタント商品が並んでいます。今回紹介するのは、冷房完備の店内が涼しく快適なウブドのカキアン・ベーカリーです。

やはり涼しいのは快適!

カキアン・ベーカリー店内

カキアンベーカリーの店先には美味しそうなパンとケーキが並びます

 

バリ島と言えば、常夏の島。リゾート気分を満喫できる観光地ですが、侮ってはいけない暑さ。日中の太陽が照りつける下で長時間歩き続けるのは、軽い熱射病になる可能性もあるので危険です。

日本だったら歩くのが当たり前の距離でも現地の人は車、もしくはオートバイで移動します。さらにやむを得なく歩くのなら朝の涼しい時間か、あるいは夕方の日が落ちてからと、暑さをしのぐ術を知った上での行動をしているようです。旅行ともなると、楽しい思いが優先して、ついつい無理をしがち、というよりも普段よりもテンションが上がっているので、知らないうちに体力を消耗していることもありますよね? ウブド地域の観光は車を停めて、歩いてお店巡りをするのに最適ですが、疲れきってしまう前に休憩を挟みたいもの。

カキアンベーカリー店内

2階の冷房完備の席です。ついつい長居をしてしまう快適さ!

 

ウブド地域のレストランはオープンタイプが多いので、冷房が効いた店を探す方が大変なのですが、在住者もよく利用するカキアン・ベーカリーは店内席が冷房完備で大げさですが、店に入ったとたんに汗がすっとひいて生き返った気持ちになります。ホテルに併設するレストランで通りに面していますが、パンやケーキが美味しいと評判の店でもあります。オーナーが日本人なので、インドネシア料理もマイルドな味わい、日本の喫茶店を思わせるようなメニューも充実しています。

落ち着いてミーゴレンが食べられる店

ローカル料理のミー・ゴレンはワルンと呼ばれる屋台風な店でも定番メニューですが、日本からきてワルンを見ただけでは衛生面と辛さの強弱はなかなか判断がつかないかと思います。

お腹の心配もなく安心して食べるなら、観光客や在住者利用するレストランが無難だと思います。カキアン・ベーカリーの店内は冷房完備で涼しい上に、衛生面ではそれほど心配はしなくてもよいでしょう。インドネシア料理のメニューも辛さは控え、日本人向けの味つけになっています。

 

カキアン・ベーカリーのミーゴレン
日本人が安心する味付けのミーゴレン。もっと刺激を求めるなら、地元のワルンに挑戦してみてください

 

こちらでいただくミー・ゴレンはピーマンやキャベツなどの野菜もたっぷり、味付けはマイルドだけれどもしっかりとインドネシア風です。 プレートに添えられているのはクルプッという海老せんべい、そしてアチャールという野菜の酢漬け、日本でいったらピクルスのようなものです。ミー・ゴレンもナシ・ゴレンと同様に作り方や味つけにこれといった決まりがあるわけではないので、店によって一緒に炒める具や味つけは異なります。もし日本に帰ってインドネシア風のミーゴレンを食べたくなったら、インスタントのミー・ゴレンを購入して具をあれこれ工夫して調理してみると良いと思います。お土産にしても喜ばれるかもしれませんね。ただし、調味料がかなり塩分がキツいので、全部入れずに味見しながら調整することをおすすめします。

 

Kakiang Bakery&Cafe(カキアン・ベーカリー&カフェ)お店情報

所在地 Jl.pengosekan Ubud
TEL 0361-978984
営業時間 7:00~23:00
定休日 ニュピ
アクセス ウブド市場から車で約10分
 
更新日:2015年02月18日
※内容は、記事公開時点の情報です

 

【記事執筆】
All About バリ島ガイド プトゥ・ヒロミ

 

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