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ビールにあう、タイの簡単ミックスナッツ!

11~2月はビアガーデンの季節

 

タイは常夏の国と思われているかもしれませんが、暑気(3~5月)、雨季(6~11月)、乾季(11~ 2月)と3つの季節があります。乾季になると、雨もほとんど降らなくなり、気温も平均26~7℃と、かなり過ごしやすくなります。それでも東京の夏の平均気温ではありますが、暑気や雨季で30℃越えの日々を過ごしていると、体感温度的には、20℃ぐらい。秋晴れのちょっと肌寒いぐらい気候に感じるので、なかには革のコートやブーツなどのおしゃれを楽しむタイ人もいます。

そして、その乾季になると、タイではビアガーデンの季節!
日本だと、真夏になるとビアガーデンを思い浮かべますが、タイでは涼しくなると、そろそろ屋外でビールを飲みたいなという気分になります。あちこちのデパートやショッピングセンターでは、ビアガーデンが登場します。屋台が並び、生ビールにタイのおつまみ、バンド生演奏で盛り上がります。

シーフード、ガイヤーン(焼き鳥)、ソムタム、ヤムウンセン(春雨サラダ)など、スパイシーなタイ料理はビールのおつまみにぴったり! 今回、何をご紹介しようか迷ったのですが、ビールのつまみならではの、タイ風ミックスナッツ(ヤム・トゥア)をご紹介します。

「ヤム」とは和える、「トゥア」はナッツという意味。ナッツを和えただけのもの。ヤムウンセン(春雨サラダ)は、ナンプラーやライムなどが入ったピリ辛ドレッシングで和えますが、こちらは、唐辛子とネギだけで和える超シンプルなおつまみです。作り方が簡単すぎるがゆえに、日本のレシピ本(やタイのレシピ本)などではまず紹介されたことがないと思うので、初めて知ったという方も多いかもしれません。でも、ビアガーデンではわりと見かけるメニューですよ!
 

タイ風ミックスナッツ(ヤム・トゥア)のレシピ

 

【材料/4人分】
お好みのナッツ ……1カップ分
唐辛子 ……1本
小ねぎ ……3本
粗塩 ……小さじ1/2
 

【作り方】

唐辛子、小ねぎを小口切りにします。
お皿にナッツを盛り、唐辛子、小ねぎ、粗塩を添えます。

食べるときは、唐辛子、小ねぎ、塩を混ぜて食べます。
 

アレンジいろいろ!

今回、カシューナッツ、ピーナッツ、アーモンドを使いましたが、ピーナッツだけなど、お好みのナッツだけでもかまいません。また、粗塩の量は、もともとミックスナッツに塩がふられている場合は、減らしたり、なくすなどの加減をしてくださいね!

 

更新日:2015年11月04日

【レシピ】
All About 毎日のタイ料理ガイド 下関 崇子