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辛さは自由自在! 自分で作るソムタム

ソムタム(青いパパイヤのサラダ)は、もち米と一緒に食べるピリ辛のサラダ

 

タイの東北地方(イサーン)式のソムタムは、ソムタム・プーパラーといって、沢蟹や、パラーという魚の内臓ごと発酵させたナンプラーのような調味料を使いますが、今回ご紹介するソムタムは、いわゆるタムタイ。バンコクを初めとする中央部で食べられているソムタムです。ナンプラーにライムの酸味、唐辛子がピリリと香り、暑くて食欲が減退する夏にもぴったりの味です。

 

ソムタムのレシピ

【材料/4人分】
青いパパイヤ……1個
いんげん……5本
ミニトマト……4個
ピーナッツ……大さじ1
干しエビ……大さじ1
ナンプラー……大さじ1.5
ライムの絞り汁……大さじ1.5
にんにく……2片
唐辛子……1/2(マイルド)~2本(辛い!)お好みで
ヤシ砂糖……大さじ1

 

(材料メモ)
・青いパパイヤは、フィリピン産のものを大手スーパー(イオン)の食品売り場で購入しました。ちなみにタイのものは30cmぐらいの長さです。
・ヤシ砂糖は、タイ食材店で購入。ない場合は、シロップ、クセのないはちみつ、白砂糖などで代用可。
・唐辛子の本数は、タイ食材店で販売している冷凍唐辛子を辛さの基準にしています。国産のものや、種類によって辛さが異なるのでお好みで。

 

作り方

※せっかくなので、タイの臼を使った作り方を紹介していますが、家庭で作るときは、ビニール袋にどんどん材料を加えていき、手で軽くもみながら作って下さい。

 

パパイヤは皮をむき、スライサーでマッチ棒の太さの千切りにします。

 

【参考】
タイの昔ながらの切り方は、包丁でパパイヤをたたくようにして、縦に何本も切れ目を入れます。
表面を削ぐようにして、手前から奥に向かって包丁を動かします(ごぼうのささがきの要領)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

臼に唐辛子とにんにくを入れてつぶします。
臼がない場合は、包丁で細かく切ります。ヤシ砂糖を加えます。

 

半分に切ったトマトを加えて、軽くつぶします(トマトは、臼の縁をまな板がわりにするのが屋台式)。

 

いんげんを3~4cmの長さに切って加えます。

 

パパイヤを加えます。ナンプラー、ライム汁を加え、叩きながらかき混ぜます。叩き具合はお好みで。
ピーナッツ、干しエビを加えて完成。

 

味付けは、お好みで!

タイの屋台でソムタムを注文するときは、「唐辛子○本入れて!」「もっと酸味をきかせて」というように、自分の好みの味付けで作ってもらえます。なので、今回のレシピも、上記の分量を基本にして、辛さや酸味、甘さなどをお好みで調節し、自分好みの味のソムタムを楽しんで下さいね!

 

更新日:2015年07月13日

【レシピ/記事執筆】
All About 毎日のタイ料理ガイド 下関 崇子

 

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